2024/08 横浜中税務署長 森本 健夫様よりご挨拶横浜中税務署長
横浜中税務署 森本 健夫 初秋の候、横浜中間税会の皆様には、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 この度の人事異動で、横浜中税務署長を拝命し、東京国税局総務部次長から参りました森本と申します。横浜中税務署の勤務は初めてとなりますが、歴代の署長同様、よろしくお願い申し上げます。 横浜中間税会におかれましては、貴会が考案された「税の標語」の募集活動や「世界の消費税」クリアファイルの配布などを通じて、消費税を中心とした正しい税知識の普及と納税道義の高揚に大きく貢献され、また、昨年10月から実施された消費税インボイス制度の導入に当たりましては、周知広報等の活動に格別のご尽力をいただきました。貴会の皆様の熱意あるご活動は、適正な申告納税制度の実現や税知識の普及など税務行政の円滑な運営に欠かすことができないものであり、心から敬意と感謝の意を表する次第であります。 更に、本年は貴会の創立60周年という節目を迎えられました。改めまして、長年にわたる税務行政へのご協力とご尽力に、厚く御礼と感謝を申し上げます。 さて、経済社会のデジタル化が急速に進展する中にあって、国税に関する手続き業務においても、データやデジタル技術を更に活用していくことが求められております。国税当局では、「納税者の利便性の向上」、「課税・徴収の効率化・高度化等」、「事業者のデジタル化促進」の3つの柱に基づいて施策を進めており、引き続き、e-Tax、キャッシュレス納付、納税証明書のオンライン請求の推進など、「あらゆる税務手続が税務署に行かずにできる社会」の実現を目指し、納税者の皆様の利便性の向上に努めてまいりますが、こうした取組を推進していくためには、皆様との連携・協調関係を一層深めていくことが必要不可欠であると考えております。今後とも私どもの良き理解者として、より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 結びにあたりまして、横浜中間税会の益々のご発展と会員の皆様方のご健勝並びにご事業の更なるご繁栄を祈念しまして、着任のあいさつとさせていただきます。 |