間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と、当会の活動に賛同する方々で組織する団体です

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ご報告掲載一覧

 

2024/01/01 新年のご挨拶

横浜中間税会 税制委員長
郡司掛 孝

 さて世の中ロシアとウクライナ、イスラエル国内でのパレスチナハマス問題、相変わらず世界各国で紛争が続いております。島国日本は台湾問題を抱えた中国、ひらすら軍事力増強に必死な北朝鮮など物騒な地域に存在します。そこへもってきて生成AI・チャットGPTの登場です。人は生まれて一人前になるのに20年、AIの世界ではそれくらいの知識なら習得するのに1日とかからないでしょう。シンギュラリティとは人工知能が人間の知能を超える未来の時点を指す言葉ですが、もうすぐそこ10年20年先のことのようです。機械(AI)に人間が使われる世界、心配ですね。人間同士の争いにAIとの棲み分け、ややこしいですね。

 現実の私たちは横浜中間税会に所属し、消費税を始めとする国税問題に知識を広め、どのようにして住みよい日本になるかを日々考えています。その中にありまして税制委員会はまず消費税を中心に基本的なことを、更にはインボイス制度について勉強会等を通じて幅広く知識の習得に努力しているところです。

 国家予算に占める消費税の割合も年々上昇し、令和5年度歳入では所得税、法人税、消費税の3税で51.6%を占めますが、その中でも消費税が突出していて23兆3840円(40%弱)を占めています。世の中には消費税をもとの5%にあるいは消費税廃止論もありますが、23兆円強の消費税相当額を何で埋める予定なのか代替え案無しの意見が多いようです。そもそも歳出で全体の3分の1を占める社会保障費については消費税がなければ考えられない数字なのです。

 令和6年も機会があれば研修会等を通じて税に、特に消費税に強い会員になり、皆さんで物知りな人になりましょう!