間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と、当会の活動に賛同する方々で組織する団体です

令和5年11月13日（月）14時から15時15分まで、横浜中法人会の税経研修センター2階の会議室において、横浜中税務署の黒木政人署長の講演会が開催されました。毎年11月恒例の「税を考える週間」の行事のひとつで、火曜会(当会を含む税務協力6団体の連絡会)主催で行われております。
講演のテーマは「国税という組織２」と題して、国税の概要や自主申告・納税制度、調査・徴収事務などについてお話しされました。国税庁は財務省の外局ですが、全国家公務員の中でもっとも多い約5万4000人の職員が所属している組織とのことです。
署長ご自身の今までの職務での体験談も多々お話しされ、海外ファンドを利用して海外に利益を疎開させた脱税のスキームの調査には2年間を費やしたそうです。さまざまな脱税の調査を経験され、著名人や予備校、パチンコ店、有名飲食店などの事例を挙げていだだき、堅苦しい話ではないので楽しく聞かせていただきました。

講演を行う横浜中税務署の黒木署長


過去3年間は参加者の人数を制限したり、会場内の密を避けるためにホテルや銀行の広い会場を借りて開催してきましたが、4年ぶりに税経研修センターでの通常開催ができました。


国税専門官募集のポスターの最近の傾向について解説