間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と、当会の活動に賛同する方々で組織する団体です

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ご報告掲載一覧

 

新年のご挨拶

横浜中税務署
署長 福尾 八十美

 新年あけましておめでとうございます。

 令和5年の年頭にあたり、謹んでお祝いを申し上げます。

横浜中間税会の皆様におかれましては、平素から税務行政に対しまして、格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。本年も貴会活動が充実したものとなりますよう、私どもといたしましても、引き続き有益な情報の提供や説明会への講師派遣、「税の標語」の募集活動支援など、できる限りの支援をさせていただく所存でございます。特に「税の標語」は、全国でも小・中学生向け事業として定着した施策となっており、租税教育の観点からも大変意義ある活動であり、納税道義の高揚に貢献いただいているところであります。

 さて、昨年一年間を振り返りますと、ロシアによるウクライナ侵攻、急激な為替変動による円安・物価高騰、そして3年に及ぶ新型コロナウイルスと、暗い話題が先行したものの、サッカーのワールドカップでの日本選手の活躍に日本中が勇気づけられた一年でした。

 本年は、税務関係で大きなトピックがあります。本年10月1日から消費税の適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度が開始されます。適格請求書発行事業者(登録事業者)のみが適格請求書(インボイス)を交付できることとなり、その発行事業者となるための登録申請の原則的な期限は本年3月31日までとなっております。昨年末現在の登録申請の割合は、個人を含めた課税事業者ベースで63%とまだ40%弱の事業者がまだ様子見の状況となっており、インボイス制度開始を見据え、事業者の皆様には早めのご対応をお願いいたします。

 ところで、本年は「癸卯(みずのとう)」の年です。十二支では「卯(うさぎ)」年ですが、「うさぎ」は、穏やかで温厚な性質の動物であり、身体的には跳躍能力の高い動物として知られております。そうした特徴から「家内安全」・「飛躍」・「成長」を象徴する動物と言われており、新年とともに何か新しいことにチャレンジするには最適な年とも言えます。本年も引き続き、皆様方と一致協力して飛躍・成長が遂げられる年となるよう力を合わせてまいりたいと存じます。

 結びに当たりまして、新しい年が横浜中間税会の益々のご発展と会員の皆様のご健勝並びにご事業のご繁栄の年になりますよう、心から祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。