間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と、当会の活動に賛同する方々で組織する団体です

間税会とは組織図入会案内ご報告お問い合わせリンク
 トップページ
>ご報告掲載一覧

ご報告掲載一覧

 

2022/01/01 新年のご挨拶

横浜中間税会 税制委員長
郡司掛 孝

 令和4年の新年を迎え謹んでご挨拶を申し上げます。

 昨年は7月からコロナ禍でのオリンピック、パラリンピックが開催され無事終了しました。新型コロナによる緊急事態宣言は都合5次にわたり発出され、第6次もいずれと言われておりますが、一年の計は元旦にありで令和4年が明るい希望に満ちた年であることを心より祈念いたします。

 税制委員として日本の財政を考えますと、数年前から政府は財政再建を唱えてきましたが、令和3年度末では国債残高が1千兆円を超え、令和4年度の国家予算でも歳入107兆円の内国債発行額は37兆円、歳出の内国債費は24兆円、と財政再建どころか国債(借金)が雪だるま式に増えている状況を憂慮するものです。

 そんな中での景気回復の実現は相当厳しいとは思いますが、子や孫に付けを残さない健全な財政を目標に、将来に夢を託して日々頑張りたいものです。

 ところで、新型コロナについて現在危惧されているのは「オミクロン株」ですが、この呼称はギリシャ文字アルファベット(24文字)の15番目の文字なのですね。当初変異株は発見された国名を冠していましたが、偏見や差別につながる可能性から世界保健機関(WHO)がギリシャ文字を使ったWHOラベルを令和3年5月に発表し、最初に発見された変異株イギリス株をアルファ株に、南アフリカ株をベータ株に、ブラジル株をガンマ株と呼ぶようになり12番目のミュー株まで使用しました。今回の変異株は13番目ですが、13番目のニュー(nu)は英語のnewと混同されやすい、14番目のクサイ(xi)は人名にもあるとの理由から15番目のオミクロンとなったようです。ギリシャ文字24文字の次は星座にちなんだ命名が考えられているようですが、それよりも早い終息を望みたいものです。