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ご報告掲載一覧

 

2021/01/01 総務委員会より新年のご挨拶

委員長 伊藤 紀幸

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は横浜中間税会の皆々様にお世話になり、誠に有難うございました。
年頭にあたり総務委員長としてご挨拶をさせて頂きます。

昨年は世界中が新型コロナウイルス一辺倒の一年でした。
その感染者数は全世界で8,371万人 死者182万人 (1月2日午前3時時点、NHK)となりました。また、コロナ禍で我が国の2020年度のGDP成長率は約▲5%のマイナス成長と経済的にダメージを受けました。
2021年度のGDP成長率は+2〜3%となる模様です。

2022年度では+1%超とプラス成長に転じるものの、景気回復ペースが緩やかなため、GDPが新型コロナ流行前のピーク水準を回復するのは、2023年度にずれ込む見通しと言われています。

感染状況並びに有効なワクチンが2021年後半から急速に普及するか否かにより、景気が上下に大きく振れる可能性があります。ワクチン普及シナリオの実質GDP成長率は2021年に+3%に高まり、2022年には4%を超える見通しもあります。一方、ワクチンが効かないリスクシナリオでは▲0.4%まで悪化し、2年連続のマイナス成長が見込まれます。

依然として、コロナがいつ収束するのか読めず、各国とも市場に沢山のおカネを供給して、低金利状態にする超金融緩和策により経済への悪影響を何とか食い止めようと躍起になっている状況です。
また、コロナ禍の外出抑制によって家計の支出内容は変化し、リモートワーク・ワーケーションやオンライン消費の普及に伴う一部の変化は、コロナ感染終息後も継続する見通しです。

コロナ禍で「不確実性」と「変化・進化への対応」が従来にも増して求められる昨今の状況と言えましょう。

総務委員会としても、皆様のご意見を取り入れて、Web会議やメール通信など創意工夫して、新たな時代の変化に対応して参りたいと考えます。
本年が皆様にとり公私にわたり充実し、社業が発展することを祈念して本年の年頭ご挨拶に代えさせて頂きます。今年も一年間宜しくお願い申し上げます。