2021/01/01 総務委員会より新年のご挨拶委員長 伊藤 紀幸
新年あけましておめでとうございます。 昨年は世界中が新型コロナウイルス一辺倒の一年でした。 2022年度では+1%超とプラス成長に転じるものの、景気回復ペースが緩やかなため、GDPが新型コロナ流行前のピーク水準を回復するのは、2023年度にずれ込む見通しと言われています。 感染状況並びに有効なワクチンが2021年後半から急速に普及するか否かにより、景気が上下に大きく振れる可能性があります。ワクチン普及シナリオの実質GDP成長率は2021年に+3%に高まり、2022年には4%を超える見通しもあります。一方、ワクチンが効かないリスクシナリオでは▲0.4%まで悪化し、2年連続のマイナス成長が見込まれます。 依然として、コロナがいつ収束するのか読めず、各国とも市場に沢山のおカネを供給して、低金利状態にする超金融緩和策により経済への悪影響を何とか食い止めようと躍起になっている状況です。 コロナ禍で「不確実性」と「変化・進化への対応」が従来にも増して求められる昨今の状況と言えましょう。 総務委員会としても、皆様のご意見を取り入れて、Web会議やメール通信など創意工夫して、新たな時代の変化に対応して参りたいと考えます。 |