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ご報告掲載一覧

 

2020/11/12 横浜中税務署の永井署長の講演会が開催されました

令和2年11月12日(木)14時から15時まで、横浜中法人会の税経研修センターにおいて、横浜中税務署の永井博署長の講演会が開催されました。今年はコロナ禍で当会のほとんどの行事が中止になる中、毎年11月恒例の「税を考える週間」の唯一の行事となりました。この講演会は火曜会(当会を含む税務協力6団体の連絡会)が主催ですが、コロナ対策として今年は6団体の各会で人数制限を設け、隣の席との間にはアクリル板のパーティションを置く、会場の窓を少し開けるなど感染防止対策の中での開催でした。
 講演のテーマは「発想の転換(身近にあるアイデア)」と題して、行動経済学、仕掛学という考え方を説明されました。身近のアイデアの実例をいくつも挙げられ、そのうちのひとつ「駅のホームのベンチ」では、ホームのベンチの向きを90度変えることによって酔客のホームからの転落事故を防ぐことができる例を説明されました。ホームドアの設置は1駅当たり10数億円かかるそうですが、ベンチの向きを変えるだけなら数十万円で済むため、JR西日本の京阪神の駅ではすでに6割近くの駅でベンチの向きを変えたそうです。
 横浜中税務署でも郵送先の誤発送を防ぐために窓あき封筒を採用していることなど、採用しているいくつかの事例を説明されました。



講演会の冒頭で挨拶する火曜会の六川会長


講演を行う横浜中税務署の永井博署長


今年は人数制限を設け、アクリル板のパーティションを各席に設置する中で実施されました