間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と、当会の活動に賛同する方々で組織する団体です

間税会とは組織図入会案内ご報告お問い合わせリンク
 トップページ
>ご報告掲載一覧

ご報告掲載一覧

 

2018/01/01 新年のご挨拶

横浜中税務署
署長 本田 完

 明けましておめでとうございます。

 平成30年の年頭に当たり、謹んで御挨拶を申し上げます。

横浜中間税会の皆様には、平素から税務行政に対しまして、格別の御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 昨年一年間を振り返りますと、世界情勢は、各地でのテロ事件の発生や朝鮮半島情勢など、非常に緊迫した1年でありました。一方、この地元横浜では、横浜DeNAベイスターズが日本シリーズに進出するなど喜ばしい出来事に加え、吉田新田完成350周年、馬車道誕生150周年、開港記念会館開館100周年、中区区制90周年など、多くの周年行事があり、改めて横浜の歴史を再認識する一年でした。

 さて、私ども国税組織に課された使命は、国の活動を支える歳入を確保するために、「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現する」ことであります。この使命を国民の皆様からの理解と信頼の下、果たしていかなければなりません。そのため、納税者の利便性の向上に向けた様々な取り組みを進める一方で、適正・公平な賦課徴収の観点から、悪質な納税者には厳正な態度で臨む所存であります。

 ところで、消費税につきましては、消費税率の10%への引き上げと同時に飲食料品と新聞を対象とした軽減税率制度が平成31年10月から、また、いわゆるインボイス制度については平成35年10月から、それぞれ実施されます。制度の円滑な実施に向けまして、関係機関が連携して取組みを推進していくこととなっており、国税当局としましても、制度の広報・周知などに取り組んでまいる所存です。

このような取組を進めていくためには、会員の皆様のお力に負うところが極めて大きいと考えております。今後とも、税務行政に対し、なお一層の御協力を賜りますよう改めてお願い申し上げます。

 最後になりますが、新しい年が横浜中間税会の益々の御発展と会員の皆様の御健勝並びに事業の御繁栄を祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。