2016/8 横浜中税務署長 佐藤 清春様より着任のご挨拶横浜中税務署長
佐藤 清春 この度の定期人事異動により、横浜中税務署長を拝命いたしました佐藤でございます。 横浜中間税会の皆様方におかれましては、平素から税務行政に対しまして、深い御理解と多大な御協力を賜り厚く御礼申し上げます。 着任に当たり、大変恐縮ではございますが、紙面をお借りいたしまして、一言御挨拶申し上げます。 私は、神奈川県での勤務は初めてでございますが、横浜中税務署の管轄地域である中区及び西区は、神奈川県の行政と経済の中心地であり、また、横浜港の開港にともない、古くから国際都市として発展した歴史を有し、歴史的建築物と近代的な街並みが融合する活気溢れる美しい街であります。このような神奈川県の中でも特に重要な地域を担当させていただきますことは、大変光栄に思いますと同時に、職責の重さに身の引き締まる思いが致しております。 ところで、税務行政を取り巻く環境は、経済取引の複雑化・広域化や経済社会の国際化・高度情報化が急速に発展するなど大きく変化しております。そのような中で、国税庁の使命を果たしていくため、納税者の皆様へ申告・納税に係る事務手続等の周知や広報、相談への対応などを通して「納税環境の整備」に努めるとともに、「適正・公平な賦課及び徴収の実現」に向けて努力していきたいと考えております。 貴会におかれましては、e-Taxの利用拡大や消費税の重要性に関して「区民まつり」を通じた広報を実施していただいているほか、「税の標語」の募集など、税の啓発活動に多大なご協力をいただいていると伺っております。これも、ひとえに六川会長をはじめとする貴会の歴代の会長、役員の皆様並びに会員の皆様方の熱心な会活動の賜物であり、深く敬意を表するとともに、感謝申し上げる次第であります。 本年の最大の課題は、平成28年1月から国税分野での順次利用が開始されている社会保障・税番号制度(いわゆるマイナンバー制度)の円滑な導入だと考えております。そのためには、あらゆる広報の機会を通じて、マイナンバー制度についての周知を行うことが重要であります。横浜中間税会の皆様方には、制度の周知にお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 最後になりますが、横浜中間税会との従来からの良好な協調関係には心強いものを感じております。今後とも、より一層の協力体制を築いていくとともに、貴会の益々の御発展と会員の皆様方の御健勝、御活躍を祈念いたしまして、着任の挨拶とさせていただきます。 |