間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と、当会の活動に賛同する方々で組織する団体です

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ご報告掲載一覧

 

2015/01/01 税制委員会より新年のご挨拶

委員長 郡司掛 孝

 新年明けましておめでとうございます。昨年はあわただしい中、衆議院の解散・総選挙が行われました。昨年4月の消費税増税でアベノミクスの勢いがそがれたため、本年10月に予定されていた消費税再増税を延期するため民意を問うなどの理由で解散されたものですが、税制委員会としましても他人ごとではありませんでした。消費税の10月の再増税に備えるため、会員の皆様に対する研修も必要と準備していたのですが、1年半延期となりました。併せて軽減税率についても具体性を帯びてきており、その処理について複雑化が懸念される状況です。

  所得税について政府は、配偶者控除が女性の社会進出に障害になっているのではということで見直しをし、「夫婦控除」なる耳慣れない控除額を本年の税制改正に導入しようとしています。配偶者の年収103万円の壁が取り払われることになるのでしょうか。
 社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)が平成28年1月から開始されますが、前提である個人番号及び法人番号が本年10月から通知されまして本人確認が必要になってまいります。
 昨年の漢字に「税」が選ばれるなど昨今、税についての話題には事欠きません。これほど普段の生活に税について、話題になったことがあったでしょうか。税制委員会としましては、このような時期にあって税を会員の皆様によく理解していただくため、研修の実施や税に対する要望のアンケート実施などを考えています。どうぞ、その折にはご協力のほどよろしくお願いいたします。
 結びに本年が会員の皆様にとりまして一斗二升五合(ゴショウバイマスマスハンジョウ)になることを祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。