間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と、当会の活動に賛同する方々で組織する団体です

2014/09　横浜中税務署長　土橋智幸様より着任の御挨拶

　この度の人事異動により、横浜中税務署長を拝命いたしました土橋でございます。
横浜中間税会の皆様方におかれましては、平素から税務行政に対しまして、深い御理解と多大な御協力を賜り厚く御礼申し上げます。
　着任に当たり、大変恐縮とは存じますが、本紙面をお借りいたしまして、一言御挨拶申し上げます。
　横浜中税務署は御承知のとおり中区及び西区を管轄しておりますが、この地域は神奈川県の行政及び経済の中心地であり、また、近代日本のさきがけの街、未来に向かって発展し続けている大変活気のある素晴らしい街であります。このような神奈川県の中でも特に枢要な地域を担当させていただくことになり、大変光栄に存じますとともに、職責の重さに身の引き締まる思いが致しております。皆様方には、前任の中山署長同様の御厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
　さて、横浜中間税会におかれましては、消費税に関する税知識の普及並びに納税道義の高揚を図るため、「税法研修会」の開催、「区民まつり」での広報活動、「税の標語」の募集といった様々な取組を積極的に展開されており、特に「税の標語」につきましては、次代を担う小学生及び中学生を対象に、税についての関心をより高める大変有意義なものであると伺っております。
　これらの取組は、ひとえに六川会長様をはじめとして役員の皆様並びに会員の皆様方の御尽力の賜ものであり、改めて感謝申しあげますとともに、深甚なる敬意を表する次第であります。
　また、来年の6月には「横浜中間税会 創立50周年」を迎えられ、これに向けた記念行事の準備にも着手されているということであり、会活動が更に充実されますことを御期待申し上げるところであります。
　ところで、税務行政を取り巻く環境は、経済のグローバル化やICT化の加速度的進展等により、大きく変容してきております。そのような中で、私どもは、社会・経済の変化に的確に対応しつつ、納税者の皆様へ申告・納税に係る手続等の周知や広報、相談や問合せへの対応などを通して「納税環境の整備」に取り組むとともに、「適正・公平な賦課及び徴収の実現」に努めていかなければならないと考えております。
　特に、本年は、改正消費税法が施行された年であり、これに伴う申告・納税の適正な履行への対応が求められますとともに、e―Taxの利用促進等につきましても引き続き取り組んでいかなければならないところであります。
　しかしながら、これらのことは、私どもの力のみでは、到底なし得るものではなく、皆様方のお力添えがあってこそはじめて成し得るものであり、皆様方には、引き続き税務行政に対しまして、より一層の御支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
　最後になりますが、横浜中間税会の益々の御発展と会員の皆様方の御健勝並びに御事業の御繁栄を祈念いたしまして、着任の挨拶とさせていただきます。