間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と、当会の活動に賛同する方々で組織する団体です

新年を迎え一言ご挨拶申し上げます。

アベノミクスについて世間ではいろいろ取りざたされております。末端の業者や給与所得者までへの恩恵はまだ感じられないとの懸念もありますが、つい最近までのデフレスパイラルだけはどうにか免れた感がいたします。
そんな折、今年の４月からは消費税が８％になるわけです。せっかく遠のきかけたデフレの流れをこの消費税増税で元の木阿弥にという懸念もありましたが、それを打ち消すため政府は平成２５年度の補正予算において５．５兆円、そして復興特別法人税について当初の３年間の課税期間を２年間で打ち切りすることにより８千億円を手当てしました。
これにより女性や若者、中小企業・小規模事業者に配慮し、消費税増税に伴う景気腰折れを防ぐことができれば良いのですが。

ところで税法は国民の声を背景に毎年改正されるものですが、税と一言で言っても所得税、法人税、相続税、消費税、印紙税等の国税と県・市民税や事業税等の地方税とがあり複雑で分かりにくいものです。
各税法について税制委員会としては会員の皆様の声を反映した提言を、上部団体を通じて主張していきたいと考えておりますので、皆様におかれましては周りを見渡してもっとこうしたらとか、さらなる効率的な税体系等はないものかなどとご意見をいただければ幸いでございます。

２月からの冬季オリンピック、６月のワールドカップ、さらには６年後のオリンピックとスポーツ関係でにぎわっておりますが、今年は会員の皆様がご健勝で活躍され、ひいてはご事業の発展に好影響のあることを祈念し、新年のご挨拶といたします。