平素より皆様には多大なるご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
女性部の活動として
平成25年11月7日に研修会をおこないましたので、ご報告させて頂きます。
まず「神奈川県警本部」を見学しました。
建物内は警備が厳重で、予約した時刻通りにしか立入が許されません。
所定時刻に見学者団体として迎え入れられた私たち一行は、広報担当の婦人警官による案内に従い、1階の展示コーナーにて、警察の歴史や制服、そして実物の白バイや手錠等を間近で見ることが出来ました。
続いてエレベータで最上階である20階「展望ロビー」へ。
幸いにも天候に恵まれたおかげで、みなとみらい地区や横浜中心部はもとより、ベイブリッジ、さらには房総半島や三浦半島へ、地上83メートルの高さから広がる大パノラマに皆おもわず息を呑み、そして案内の婦人警官の方へは、職場でこのように素晴らしい景色を見られるとは何ともうらやましいと羨望の眼差しなのでした。
その後18階「交通管制センター」へ。
ラジオなどでおなじみの渋滞情報が放送されている部屋も在ります。
私たちが訪れた時も放送中で「足音や話声を立てないように」と注意があり息をひそめて歩きました。
県内の道路状況が一目で分かる巨大地図や、県内各所が見られる精細な監視カメラ映像が幾つもあり、最新機材により交通を制御されている様子に見入りました。
現物の信号機を見せて頂けたのですが、近くで見ると大きく感じられ、予想以上に眩しいことにも驚きました。
同じ18階では「通信指令室」の様子を見学させて頂き、県内の110番通報を全て受付する所であるだけに、リアルタイムで通報を受け県内各署に指令を出している光景は迫力があり、110番の受付件数が着々とカウント表示されていくさまに複雑な思いも抱き、私たちにとっては、映画やドラマのシーンさながらの非日常的な見学となったのでした。
県警本部の2階には食堂、3階には留置場や面会室もあるとのことを聞き、もう少し見てみたいという好奇心を抱いた私達ですが、無論見ることは叶わず、後ろ髪をひかれる思いで県警本部の見学は終了となりました。
次に県警本部からほど近い「日本郵船歴史博物館」見学へ。
1936年に造られた歴史的建造物は、外観を見るだけでも趣があります。
島国である我が国にとって海運は切っても切り離せない大切な貿易の手段ですが、ここでは日本郵船の貿易や客船の歴史を事細かく知ることができます。
古くは開港から明治、岩崎弥太郎が海運の祖を築いた歴史、そして戦争、復興を経て現代、港湾貿易の繁栄や「飛鳥U」に代表される豪華客船の発展までを流れに沿って見学することが出来ました。
日本の数ある港の中でも重要な役割を担うここ横浜に住む者として、私達は先人たちの活躍を興味深く見学することができました。
いよいよ懇親会場である「サロン・ド・レギューム」へ。
モダンで明るい雰囲気の店内でお店のオーナーの細やかなお心遣いのもと、三浦半島産の直送の新鮮な野菜をふんだんに使った、見た目も鮮やかで美しいこだわりのカジュアルフレンチを美味しく頂きました。
親会より伊藤総務委員長のご参加を賜り、ご多忙にもかかわらず県警本部見学から懇親会まで全行程に同行してくださいました。
心より御礼申し上げます。
懇親会の中では、伊藤総務委員長が手掛けておられる障害者支援事業についてのお話して頂きました。
また女性部の長谷川るみ子会員からは、頭皮(スカルプ)を健康に保つことで老化を防ぎ病気の予防にもつながるという、医学的見地からのお話をして頂きました。
大変興味深いお話ばかりで、美味しい料理を頂きながら和やかなひとときとなりました。
伊藤総務委員長はじめ、ご参加頂いた20名の皆様有難うございました。
また、今後とも女性部の活動への積極的なご参加をお待ちしております。