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この度の人事異動により、横浜中税務署長を拝命いたしました中山でございます。
横浜中間税会の皆様方におかれましては、日ごろから税務行政の円滑な運営に対しまして、格別の御理解と多大なる御協力を賜っておりますことに厚く御礼申し上げます。
着任に当たり、大変恐縮ではございますが、本紙面をお借りいたしまして、一言御挨拶申し上げます。
私は、横浜中税務署は初めての勤務でありますが、管轄地域である中区及び西区は、神奈川県の行政及び経済の中心地であり、また、開港都市として古くからの歴史を有するとともに将来に向かって発展し続けている大変活気のある地区であります。このような神奈川県の中でも特に重要な地域を担当させていただくことになり、大変光栄に思いますと同時に、職責の重さに身の引き締まる思いが致しております。職員とともに精一杯その職責を果たしてまいりたいと考えておりますので、前任の中島署長同様の御厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 |
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さて、横浜中間税会におかれましては、これまでも、税法研修会の開催をはじめ、区民まつりなどにおける消費税を中心とした税の広報活動、「税の標語」の募集と優秀作品に対する表彰など、納税道義の高揚に向けた活動を積極的に展開されておられます。特に、税の標語につきましては、次代を担う小学校、中学校の児童・生徒に対して、消費税について、より関心を深めてもらう活動として大変意義のあるものであり、このようなご活動は、税務行政の円滑な運営に欠くことのできない大きな役割を果たしているところです。皆様のご活動に改めて感謝申し上げますとともに、会活動を支えておられる会員の皆様の熱意とご労苦に深く敬意を表する次第であります。
ところで、本年の税務行政における重要事項の一つとして、「改正消費税への対応」があります。税率の引上げにつきましては、今後、政府において判断がなされるものと承知しておりますが、その判断を踏まえ、改正消費税の円滑な実施に向けて、適切な広報・指導・相談に努めることとしております。特に、この改正消費税の円滑な実施に向けた広報活動につきましては、「消費税の定着」を活動の基本におかれている皆様からも、お力添えを賜りながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。また、納税者利便の向上の観点から、引き続き、e-Taxの普及拡大に取り組んでいくこととしておりますので、この点につきましても、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
横浜中間税会におかれましては、もうすぐ創立50周年を迎えられると聞いておりますが、間接税や消費税の理解・定着に向けての豊かな活動経験をお持ちであります。また、将来におきましては、消費税が税の中で基幹的役割を果たしていくことに伴い、益々、会の存在意義やその果たす役割が大きなものとなります。会が、これまでの活動経験を活かしつつ、更なる飛躍・活動に向けて益々発展されますことを心からご期待申し上げます。
最後に、会員の皆様の方の御健勝、並びに御事業の御発展を祈念いたしまして、私の着任の挨拶とさせていただきます。