2011/01/01 女性部よりご挨拶女性部
部長 森田律子
新年明けましておめでとうございます。 謹んで新春のご挨拶を申し上げます。 旧年中は、横浜中間税会会員の皆様方には、多大なるご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。 さて、女性部の活動と致しまして、昨年、10月5日には「横浜で活躍する芸術家との集い」と題して、イギリス館(中区山手町)にて安念千重子先生をお迎えし、オペラミニコンサートを催しました。 安念千重子先生は富山県出身、東京藝術大学声楽科を卒業後は、オペラ歌手として長年に渡り才能を発揮されており、1979年 第7回ジローオペラ賞、1996年 北日本新聞文化賞、富山県功労賞受賞 数々受賞、横浜音楽文化協会常任理、 横浜シティオペラ顧問、富山県オペラ協会会長、等々としても活躍されております。 近年は「安念千重子声楽研究所」を主宰、富山と横浜を行き来しながら、地域の文化活動にも積極的に取り組んでおられます。 この日は「エターナリー」「ハバネラ」等の芸術的な曲から始まり、後半は安念先生の企画により「赤いくつ」など誰もが知っている歌を、会場の皆様と一緒に歌いましょうと言って下さいました。会場のレトロな雰囲気と相まって、優雅なひとときとなりました。 この会場となりました「イギリス館」は、1937年に英国総領事公邸として現在の地に建てられました。鉄筋コンクリート2階建てで、広い敷地と建物規模をもち、東アジアにある領事公邸の中でも、上位に格付けられていました。広々としたテラスから芝生の庭につながっています。2階には寝室や化粧室が配置され、広い窓から庭や港を眺望できます。この建物は1969年に横浜市が取得、1階ホールはコンサートに、2階集会室は会議等に利用されています。また、2002年からは2階展示室と復元された寝室を一般公開しています。建物内にいるだけで、旧英国総領事公邸であった由緒を、あちらこちらで感じることが出来ます。 オペラ鑑賞の後は、港の見える丘公園を歩き、公園敷地内に在るホテル「KKRポートヒル横浜」にて懇親会を行いました。横浜港そしてベイブリッジが目前に迫る、いわゆる横浜ならではの素晴らしい景色を望みながらの美味しい食事と、安念千重子先生を囲んでの、大変に和やかな会となりました。 大西会長とご友人にもご多忙な中をご出席頂き、華を添えて頂きました。ここに、厚く御礼申し上げます。 今年の女性部として色々な企画をしていきたいと考えておりますので、是非とも奮ってご参加下さい。 2011年も昨年同様に、横浜中間税会の活動にお力添え賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 皆様の益々のご発展をお祈り申し上げます。 |