間税会は、消費税を中心とした間接税の納税者と、当会の活動に賛同する方々で組織する団体です

2017/8 横浜中税務署長 本田　完様より着任のご挨拶

初秋の候、横浜中間税会の皆様には、ますますご清栄のこととお喜び申し上げ ます。

この７月の異動で、国税庁東京派遣監督評価官室長から横浜中税務署長に就任いたしました本田でございます。

横浜中間税会の六川会長をはじめ役員並びに会員の皆様方におかれましては、平素から税務行政の円滑な運営に対しまして、深いご理解と多大なご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
特に、税知識の普及や租税教育に資する活動として「税の標語」の募集活動を積極的に行っていただくとともに、「世界の消費税」のクリアファイルを活用した広報活動にも活発に取り組んでいただくなど、皆様方のご尽力に深く敬意を表する次第です。
今後とも、私ども横浜中税務署との連携・協調関係を維持いただき、更に充実した事業活動を展開されますことをご期待申し上げます。

さて、消費税率の10％への引上げと同時に飲食料品と新聞を対象とした軽減税率制度については、昨年11月の税制改正により平成31年10月から、また、いわゆるインボイス制度については平成35年10月から、それぞれ実施することとされました。
軽減税率制度の下では、取扱商品の適用税率の確認や適用税率ごとの区分経理といった対応が必要となり、複数税率対応レジの導入や受発注システムの改修などの準備が必要となります。
制度の円滑な実施に向けまして、関係機関が連携して取組を推進していくこととなっており、国税当局としましても、制度の広報・周知などに取り組んでまいる所存です。
横浜中間税会の皆様におかれましても、ご自身の準備を進めていただくほか、事業者の皆様の準備が円滑に進むよう、制度の広報・周知などにご協力をいただきますよう、改めてお願い申し上げます。
また、これまでも多くの会員の皆様に多大なご協力をいただいておりますe−Ｔaxにつきましても、納税者の利便向上と国税事務の効率化を進めていく上で欠かせないツールであり、更なる利用拡大に向け、引き続き積極的に取り組んでまいりますので、より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

結びにあたりまして、横浜中間税会の益々のご発展と会員の皆様のご健勝、事業のご繁栄を心から祈念いたしまして、着任のあいさつとさせていただきます。