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ご報告掲載一覧

 

2016/01/01 新年のご挨拶

横浜中税務署
署長 須田 勝

明けましておめでとうございます。

平成28年の年頭に当たり、謹んで新年の御挨拶を申し上げます。

横浜中間税会の皆様には、平素から税務行政に対しまして、格別の御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
会員の皆様には、税知識の普及と納税道義の高揚に向けて、中区及び西区の区民まつりにおける広報活動の実施や、小学生・中学生の「税の標語」の募集と表彰を通じて、次の時代を担う子供達への租税教育に御尽力いただきました。皆様のご活動に対し、敬意と感謝を申し上げます。

 昨年一年間を振り返りますと、円安を背景として、日本を訪れる外国人観光客が増加したことに伴い国内の観光地に賑わいが見られたほか、日本人二名がノーベル賞を受賞しました。また、ラグビーワールドカップでは、日本代表チームが強豪チームに勝利を収めるなど、国民に夢と希望を与えてくれる明るいニュースがありました。

さて、税務行政を取り巻く環境は課税対象の増大、経済取引のグローバル化・情報通信技術の高度化など、社会情勢の加速度的な進展に伴い、一段と困難性が増してきております。
そのような状況の中で、私どもは当局に課せられた使命と責任の重大性を認識し、引き続き、適正・公平な課税と徴収の実現を図るとともに信頼される税務行政の推進に努め、国民の皆様の負託に応えていくこととしております。

また、e−Taxやダイレクト納付などICTを活用した利便性の高い申告・納付手段を充実するなどにより、納税者サービスの向上に努めているところです。
さらに、本年一月から、社会保障・税番号制度の利用が開始されたことに伴い、当局においては、窓口等における本人確認事務などが新たに発生しているところです。
このような様々な取組を進めていくためには、会員の皆様のお力に負うところが極めて大きいと考えております。昨年と変わらぬ御協力を賜りますよう改めてお願い申し上げます。

ところで、本年の干支は、「丙申(ひのえ・さる)」であります。「丙申(ひのえ・さる)」の言葉の謂を調べてみますと、これまでの頑張りが形になっていく年ということのようです。

この一年間、この謂に倣い、様々な課題に対して積極的かつ活発に取り組み、国民の皆様から更に信頼される税務行政を行っていく所存でございます。

 横浜中間税会におかれましては、従来から署と良好な協調関係を築いていただいております。今後とも、相互の理解と信頼関係の下、申告納税制度を支える良きパートナーとして共に歩んでいただけることを御期待しております。

最後になりますが、新しい年が横浜中間税会の益々の御発展と会員の皆様の御健勝並びに御事業の御繁栄の年になりますよう、祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。